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studioCampanella blog

どうも生きづらい貴方と僕と音楽と

2020-02

飼い主になんとやら

 
 白猫弟が、にゃあにゃあ鳴きながら四六時中べたべたしてくるのです。
 猫ってこんなに甘えるもんだとは、懐くもんだとは思ってなかったので、こんだけあからさまに依存されると、さすがにうっかり情が入りそう。

 名前は相変わらずつけようと思わないけれど、顔を寄せてくるたびに「どうした?」「なに?」という声のかけ方ばかりしてるので、それが名前だと思っているかもわかんない。かけた声の抑揚に応じたトーンで「にゃあ」と返事するのはおもしろい。表情も豊かで笑える。



 依存されるのはキモチが良いけれど、野良猫なのに家の中から出ていこうともせず、ずっと部屋の中でぼーっとしているので、なんつうか、もういい年なのに実家に引きこもっている息子を持っちゃった親みたいな気分(たぶん)になってきて、姉はもう子持ちなのにこの子ったらみたいな、思わず 「おまえずっと家の中にいないでさ、外に出てお嫁さんとか探したらどうなの」 などと心配してしまう。
 そんでも白猫弟は毎日わりと満足そうで、いいのかなぁって感じで、逆にこっちが切なくなるありさま。なんなんだもう。



 まあ、このまま懐かせておけば、そのうち忙しい時に手でも貸してくれるようになるだろうと勝手に期待しておこう。
 おれは両手でシンセ弾くから、君はツマミ回してください。



 想像したらちょっとしあわせになってしまった。


階段の昇り方

 
 自分に、こういうところはあの人から学んだ、こういう部分は彼/彼女から学んだ、と言える部分があるというのは、実に嬉しい事だなあと思う。

 その人と知り合ったのは良い事だった、と信じることができるこの喜びというのは、つまるところ、自分の人生におけるその人と接した時間は後悔の無い価値のあるものだったぞ、という、自分が選択した過去に対する安心感と満足感を少しでも得るための材料なのかも知れないなぁ。











 僕の、プレス業者にギリギリの納入期限を図々しく要求する姿勢は、しまさんとたいしょさんから学んだものです。






_____________________


 日常を戦う理由は、アイデンティティの確保のためであることにずっと変わりが無い。

 けれど、


 日常で戦う対象は、いつからか年を取るにつれ、「理想と自己実現」から「過去を無駄に過ごしてきたのではないかという恐怖感」になりつつあるような、気がする。


 もしその故に! 作品に悩み、作品に喜び、
 人への感謝を深くし、人間的成長を求め、
 過去があっての自分を愛し、その自覚によって精神的足場を確保し、


 自分に勝った気でいる、



 そうやって優しく丸くなっていくのだとしたら、






 嘘もいいところだ。



 気を付けねばならない。

 気を付けねばならない。

 リアルに心胆震え上がるほどの、醜悪さである!



衝動

 
 普段つとめて綺麗事を抜かしている僕ですが、今日はひさしぶりに人でごった返す横浜駅前を急ぎ歩く用事がございまして、急いでいるというのに人に阻まれながらよたよた歩かされていると、さすがに僕なぞも、目の前にいる人間、目の前を横切ろうとする人間、目の前にやってくる人間、それら全てかたっぱしから顔をぶん殴ってなぎ倒していきたい衝動に駆られるのであります。
 腕を曲げて、ガン、とこう、上なりの放物線を描いて、振り抜くように顔面を殴り飛ばしたくなる。


 あと満員電車なんかも、完全に満員だと逆にどうでもよくなるのだけど、満員のちょうど半分くらいの混雑率だと、急に目の前のおっさんをガツンと殴り倒したくなることがあるよ。


 なんというか、要点は、イライラしたからとか他人が嫌いだとかそんな事ではなくて、「やっちまった」という衝動の達成による、日常のスイッチの切り替わりを欲するようなものなのかも知んない。つまり人に本心から優しくしながら、楽しい気分のまま次の瞬間に殴り倒す、みたいな話で、倫理観とかすっ飛ばしたところにあるどうしようもない一つの衝動だとは思う。
 恐らくは、理性から逃れてみる事でこの世の自由を体感してみたい、そういった潜在的な欲求が、歪んだカタチで瞬間的に表れそうになる、という事なんだろう。どうもこの感覚というのはちょっと変質者に通じるものであるように思うし、なんか彼らが理解出来そうな気がしてやだなあ。こまったもんだ。
 勿論普段はそんな衝動なんか無いのだけど、人混みの中だとそう感じることがあるのは、やっぱり他人が居る数だけ自分の中で倫理観の意識が強まるからなんだろうな。そのバインドに反発したくなるんだろう。


 改めてこうして考えてみると、わりとダメな感じだ。どうしよう。



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