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dear Dasenka 通販とかfourdaysのネタとか
深水チエさんの dear Dasenka 、
現在以下から通販できるようになっているそうです :o)
→ あきばお~こく様
→ まんだらけ様

深水さんが作詞作曲アレンジ歌までこなしているセルフプロデュース作品です。
僕はrec,mix,mastering,一部アレンジや演奏などでお手伝いしてます。
こちらは丁寧にじっくりコトコトやりました!
優しくて暖かい作品なので、この先の冬のお供にぜひ。
超おすすめですのでチェックしていただけたら幸いです :oD
_________________
突貫CD「fourdays」、
以下の【Read More・・・】に、いろいろ制作過程とか気付いて得たことなど…
パッションだけで出来た作品で大して勿体付けるほどのこともしていないので、読みつつ聴きつつ副次的にでも楽しんでいただけたらと思いました。
しかしこう書いてみると、むしろこれで4日もかかったのか?と思えてくるなあ……あれ……?
(興醒めだったらゴメンナサイ)
あとサイトの sounds のほうにリンクを設置しました。
track.1 / その解
・とりあえずバックに流れているサウンドスケープを作ってみる
・気分にあった音が出来たので、それを聴きながらイントロのコードを気分で弾き出す。気分でフィルターをいじったら何かエネルギーが高まってくる。(今聴くと波動砲っぽい)
・そのテンションでリズムトラックをばしばしと鍵盤で叩いていく。キーボードラムは僕の場合、左手中指と薬指がキック、左手親指人差し指+右手人差し指でスネア2種、右手中指と親指がクローズハイハットです。あとから細かいのも欲しくなり別種のハイハットを足す。
・ピアノを足してみたら勢い余って乱暴になってしまったのだけど、今回は歌詞の情景がとかバランスを考える必要がない、俺が情景だ!という久しぶりのオリジナルな快楽に溺れる。出てきたなら入れる、その上で成り立たせるだけなので今回は悩む必要がない(ので早い)。
・イントロ明けで、こんな感じのボーカル(?)を入れたいと感じて、ほにゃほにゃとメモを録る。でも歌詞を考える時間はないし、言葉で言いたい事ってそんなに出てこないので困る。実によくある。うーん。
・でも声というものが出す力は欲しい。しばらく悩む。うーん………
・なにか声で刻めればいいんだよなーと思ったので、メモ用ハンドマイクで適当に「あ」とか「ぱ」とか録る。音程を無理矢理上げて同じにして、付属のドラム音源に放り込んで鍵盤で叩く
・とりあえず実験してみて「うわキモい」と思う
・しかし今欲しい要素だけを見つめたらこうなるのは一つの必然的な答えで、そこに体裁で嘘をついてボーカルにすることもねえやと気付いてやる気アップ。
・その勢いで、他にいれたい声フレーズも開き直って録る。これ仮歌と変わらないじゃんと思いつつ、もうアリとかナシとかじゃなくて、これしか出てこないのだから仕方がないのだとどうでもよくなっている。
・サビにもっとエネルギッシュな要素を足したくて、ユーロ系(?)なんかであったようなstabっぽい音色でなにか弾きたくなるが、普段使わなくてすぐ音色が出てこないので自分で作ってみる。でも弾いてみたらもっと別の80年代っぽいシンセ感が自分の中から出てきて、あーこうなるかーと思いつつ好きなので認めてしまう。
・曲の向かっていく構成に合わせて各パートをどんどん弾き足していく → 微調整と試行錯誤 → 完成
_____
track.2 / a.u.
・へんなリズムループを作ろうと、烈火さんの「トイショップ」に入っている「tone down dawn」を、たしかフィルターかけたサイドチェインで妙なタイミングでゲートがかかるようにして、ばっつり出てきたショットをピックアップして、Cubase付属のサンプラーに放り込んで、ディレイをかけながら鍵盤で叩く。なんだ簡単にそれっぽくなったぞ、という感じの3分クッキング。
・ここから筆を入れていこうと思って試しにピアノを一発弾いてみたら一気に鬱っぽくなる。そのまま16小節弾いてみる。
・その上に「ooi♪」という声を入れたくなったけど、歌か、さあどうしたものか…と思いながら、とりあえずその後にリズムを足したくなったのでノッているうちに叩いておく。調子にのってふざけてタムを弾いたら格好よかった。大事なことなので2回鳴らす。
・うーんやっぱり歌かなあ。どうしよう。歌詞とか必要になってくるし……と迷ったので一旦この曲を放置、track.1の方を作っていったら開き直りを得て、自分でカタをつける気になる。珍しく歌詞も出てきて、方針が明確になったことで、どうやらこれ以上の音数はほとんどいらない(から楽だろう)とわかる。
・歌って録る。マイクはAT4050、ノーコンプノーEQノーエフェクト、高域が喉の変なチリチリを拾ってるけど体調の問題だしボーカリストでもないのでプライドに関わらないとして放置。録音はその瞬間のその人の記録である。……………まあ…時間があればやりなおしたけど………
・リズム周りの、手叩きの揺れや人間性を残したい部分と、シーケンスループに合わせてタイトにしたい部分とのグルーヴの微調整を延々とやる。たのしい。
・歌入り展開後の音楽要素がなにか足りなかったので、作ったリズムの低音域だけフィルター抽出してEQで音階を加えて、極短いステレオディレイで左右に広げて加える。リズムにコード感を足す役割になった。リミッティングしてダイナミクスを整えることで、元リズムのエフェクトですね感で終わらないようにmix中の立ち位置を分離させる。その後、音符的にいらんところをカットしたりする。
_____
track.3 / そうだったかもしれない
・付属のドラム音源をDAWから外に出してアナログEQのトランスに過入力して歪ませて戻す。その状態で好き勝手叩いてループを決めて録音する
・コードを弾いたら明るい音が出てきたので、自分がやりたかったノリとのギャップが面白くて、そのまま明るいコードも自分のやりたいノリも両方活かすことにする
・鳥の鳴き声が聞こえた気がして(倍音からかなんかで)、それが心地良かったので、素材から探してきて実際に入れる
・大体いろんなループを作っていろんな処理をして抜き差ししたり撫で回したりする
・途中からピアノを弾いてみたらリズム解釈がへんなことになってきたので、そのままにしてグロッケンを叩く
・最後に、早い内からイメージ用にマスターに差していた標準付属のコンプを、別の立派なものに差し替えてみる。音の質感も格好良く派手で解像度があり密度感も上がる。何かコレジャナイと思って付属コンプに戻してマスターにする。
_____
track.4 / ふりだし
・ちょうど作業フォルダに「ACI3 饗旺ノ烈火」の「贈火」のプロジェクトがあったので、中のトラックを引っ張ってきてループ素材等に使う
・口を開けながらいろんなコードを鳴らし始める
・あたまがバカになってきたのかスナップをきかせながらピアノを連打し始める
・何か足りないので、以前買った、皮の張ってあるカリンバを鳴らして録音する。どう演奏しようかなーと適当にマイクチェックで録った内容が雰囲気良かったので、そのまま重ねる。
・子供の頃の寒い季節にSFC版ポピュラスを遊んだりウォーリーを探せを読んでいたときの感覚を思い出しながら、不思議な感覚のまま完成させる。F-ZEROにハマってた時期じゃないんだよなあ。ちょこちょこあの空気感を思い出すんだけど、何の感覚なんだろう。ポピュラスはお菓子ステージとかです。
現在以下から通販できるようになっているそうです :o)
→ あきばお~こく様
→ まんだらけ様

深水さんが作詞作曲アレンジ歌までこなしているセルフプロデュース作品です。
僕はrec,mix,mastering,一部アレンジや演奏などでお手伝いしてます。
こちらは丁寧にじっくりコトコトやりました!
優しくて暖かい作品なので、この先の冬のお供にぜひ。
超おすすめですのでチェックしていただけたら幸いです :oD
_________________
突貫CD「fourdays」、
以下の【Read More・・・】に、いろいろ制作過程とか気付いて得たことなど…
パッションだけで出来た作品で大して勿体付けるほどのこともしていないので、読みつつ聴きつつ副次的にでも楽しんでいただけたらと思いました。
しかしこう書いてみると、むしろこれで4日もかかったのか?と思えてくるなあ……あれ……?
(興醒めだったらゴメンナサイ)
あとサイトの sounds のほうにリンクを設置しました。
track.1 / その解
・とりあえずバックに流れているサウンドスケープを作ってみる
・気分にあった音が出来たので、それを聴きながらイントロのコードを気分で弾き出す。気分でフィルターをいじったら何かエネルギーが高まってくる。(今聴くと波動砲っぽい)
・そのテンションでリズムトラックをばしばしと鍵盤で叩いていく。キーボードラムは僕の場合、左手中指と薬指がキック、左手親指人差し指+右手人差し指でスネア2種、右手中指と親指がクローズハイハットです。あとから細かいのも欲しくなり別種のハイハットを足す。
・ピアノを足してみたら勢い余って乱暴になってしまったのだけど、今回は歌詞の情景がとかバランスを考える必要がない、俺が情景だ!という久しぶりのオリジナルな快楽に溺れる。出てきたなら入れる、その上で成り立たせるだけなので今回は悩む必要がない(ので早い)。
・イントロ明けで、こんな感じのボーカル(?)を入れたいと感じて、ほにゃほにゃとメモを録る。でも歌詞を考える時間はないし、言葉で言いたい事ってそんなに出てこないので困る。実によくある。うーん。
・でも声というものが出す力は欲しい。しばらく悩む。うーん………
・なにか声で刻めればいいんだよなーと思ったので、メモ用ハンドマイクで適当に「あ」とか「ぱ」とか録る。音程を無理矢理上げて同じにして、付属のドラム音源に放り込んで鍵盤で叩く
・とりあえず実験してみて「うわキモい」と思う
・しかし今欲しい要素だけを見つめたらこうなるのは一つの必然的な答えで、そこに体裁で嘘をついてボーカルにすることもねえやと気付いてやる気アップ。
・その勢いで、他にいれたい声フレーズも開き直って録る。これ仮歌と変わらないじゃんと思いつつ、もうアリとかナシとかじゃなくて、これしか出てこないのだから仕方がないのだとどうでもよくなっている。
・サビにもっとエネルギッシュな要素を足したくて、ユーロ系(?)なんかであったようなstabっぽい音色でなにか弾きたくなるが、普段使わなくてすぐ音色が出てこないので自分で作ってみる。でも弾いてみたらもっと別の80年代っぽいシンセ感が自分の中から出てきて、あーこうなるかーと思いつつ好きなので認めてしまう。
・曲の向かっていく構成に合わせて各パートをどんどん弾き足していく → 微調整と試行錯誤 → 完成
_____
track.2 / a.u.
・へんなリズムループを作ろうと、烈火さんの「トイショップ」に入っている「tone down dawn」を、たしかフィルターかけたサイドチェインで妙なタイミングでゲートがかかるようにして、ばっつり出てきたショットをピックアップして、Cubase付属のサンプラーに放り込んで、ディレイをかけながら鍵盤で叩く。なんだ簡単にそれっぽくなったぞ、という感じの3分クッキング。
・ここから筆を入れていこうと思って試しにピアノを一発弾いてみたら一気に鬱っぽくなる。そのまま16小節弾いてみる。
・その上に「ooi♪」という声を入れたくなったけど、歌か、さあどうしたものか…と思いながら、とりあえずその後にリズムを足したくなったのでノッているうちに叩いておく。調子にのってふざけてタムを弾いたら格好よかった。大事なことなので2回鳴らす。
・うーんやっぱり歌かなあ。どうしよう。歌詞とか必要になってくるし……と迷ったので一旦この曲を放置、track.1の方を作っていったら開き直りを得て、自分でカタをつける気になる。珍しく歌詞も出てきて、方針が明確になったことで、どうやらこれ以上の音数はほとんどいらない(から楽だろう)とわかる。
・歌って録る。マイクはAT4050、ノーコンプノーEQノーエフェクト、高域が喉の変なチリチリを拾ってるけど体調の問題だしボーカリストでもないのでプライドに関わらないとして放置。録音はその瞬間のその人の記録である。……………まあ…時間があればやりなおしたけど………
・リズム周りの、手叩きの揺れや人間性を残したい部分と、シーケンスループに合わせてタイトにしたい部分とのグルーヴの微調整を延々とやる。たのしい。
・歌入り展開後の音楽要素がなにか足りなかったので、作ったリズムの低音域だけフィルター抽出してEQで音階を加えて、極短いステレオディレイで左右に広げて加える。リズムにコード感を足す役割になった。リミッティングしてダイナミクスを整えることで、元リズムのエフェクトですね感で終わらないようにmix中の立ち位置を分離させる。その後、音符的にいらんところをカットしたりする。
_____
track.3 / そうだったかもしれない
・付属のドラム音源をDAWから外に出してアナログEQのトランスに過入力して歪ませて戻す。その状態で好き勝手叩いてループを決めて録音する
・コードを弾いたら明るい音が出てきたので、自分がやりたかったノリとのギャップが面白くて、そのまま明るいコードも自分のやりたいノリも両方活かすことにする
・鳥の鳴き声が聞こえた気がして(倍音からかなんかで)、それが心地良かったので、素材から探してきて実際に入れる
・大体いろんなループを作っていろんな処理をして抜き差ししたり撫で回したりする
・途中からピアノを弾いてみたらリズム解釈がへんなことになってきたので、そのままにしてグロッケンを叩く
・最後に、早い内からイメージ用にマスターに差していた標準付属のコンプを、別の立派なものに差し替えてみる。音の質感も格好良く派手で解像度があり密度感も上がる。何かコレジャナイと思って付属コンプに戻してマスターにする。
_____
track.4 / ふりだし
・ちょうど作業フォルダに「ACI3 饗旺ノ烈火」の「贈火」のプロジェクトがあったので、中のトラックを引っ張ってきてループ素材等に使う
・口を開けながらいろんなコードを鳴らし始める
・あたまがバカになってきたのかスナップをきかせながらピアノを連打し始める
・何か足りないので、以前買った、皮の張ってあるカリンバを鳴らして録音する。どう演奏しようかなーと適当にマイクチェックで録った内容が雰囲気良かったので、そのまま重ねる。
・子供の頃の寒い季節にSFC版ポピュラスを遊んだりウォーリーを探せを読んでいたときの感覚を思い出しながら、不思議な感覚のまま完成させる。F-ZEROにハマってた時期じゃないんだよなあ。ちょこちょこあの空気感を思い出すんだけど、何の感覚なんだろう。ポピュラスはお菓子ステージとかです。
コメント
dear Dasenkaを2日に買いに行ったのに売り切れてたので、
ああ、すごい人気なんだなあ、と嬉しくなりました。
通販で買うのは悔しいので、また時間を見つけて店舗まで買いに行くつもりです(笑)
fourdays拝聴しました。
8日間かけてじっくり聴きこみましたが、
勢いで作ったと仰る割に、1、2曲目はとても複雑に感じましたね。
溜まってたものが一気に形となった印象。
感覚を操作(?)されるような感じで、思わず「うおっ」と呟いてしまったり。
最高でした。
お疲れ様です。
ああ、すごい人気なんだなあ、と嬉しくなりました。
通販で買うのは悔しいので、また時間を見つけて店舗まで買いに行くつもりです(笑)
fourdays拝聴しました。
8日間かけてじっくり聴きこみましたが、
勢いで作ったと仰る割に、1、2曲目はとても複雑に感じましたね。
溜まってたものが一気に形となった印象。
感覚を操作(?)されるような感じで、思わず「うおっ」と呟いてしまったり。
最高でした。
お疲れ様です。
>himajiniさん
あと、たまたま部屋にあった箱に書いてある単語を読み上げたりしました…
tr.4、贈火で歌詞でてきますか(笑)凄いですねーそれは(;ФωФ)
ないーやぁーさくぃーわー ありーやぁーいづーくぅーうぅーぬー
あっ意外と出てきた!よかった!
>千里さん
おー売り切れてましたか、深水さんはアーティストだなーと思うので評価が高まっていくのは本当にうれしいですねぇ :o)
なるほど店舗で買いたいっていうのは、出会い感とか邂逅感があっていいものかもしれません(/ω\)
fourdaysは、勢いで作ったんですけど、作業上の手数の少なくてすむ方向を選択はしても、音の隙間や空間に対する判断の仕方はいつもと変わらないので、そのへんで出していける部分はやっぱりあるなーと思いました。
感覚操作というか心理操作みたいな観点は、表現する上で常に意識するところですねー。ありがとうございます!
あと、たまたま部屋にあった箱に書いてある単語を読み上げたりしました…
tr.4、贈火で歌詞でてきますか(笑)凄いですねーそれは(;ФωФ)
ないーやぁーさくぃーわー ありーやぁーいづーくぅーうぅーぬー
あっ意外と出てきた!よかった!
>千里さん
おー売り切れてましたか、深水さんはアーティストだなーと思うので評価が高まっていくのは本当にうれしいですねぇ :o)
なるほど店舗で買いたいっていうのは、出会い感とか邂逅感があっていいものかもしれません(/ω\)
fourdaysは、勢いで作ったんですけど、作業上の手数の少なくてすむ方向を選択はしても、音の隙間や空間に対する判断の仕方はいつもと変わらないので、そのへんで出していける部分はやっぱりあるなーと思いました。
感覚操作というか心理操作みたいな観点は、表現する上で常に意識するところですねー。ありがとうございます!
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これなんて言ってんだろ?って思ってたら「あ」とか「ぱ」だったんですねw
track.4で、なぜか勝手に頭の中で歌詞が出てくる理由もわかってすっきりしました